パティスリー・スリール (Patisserie SOURIRE)

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五本木サブレ

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タルト・フィーヌ・ポンム

タルト・フィーヌ・ポンム

sourire03a.jpg木の葉をイメージしたというこちらのスペシャリテでもある個性的なタルト。極薄の生地に並べられたのもこれまた極限まで薄く切られたフジりんご。そのままで食べた方が美味しかったりするフルーツも、アレンジの仕方でシェフの腕の差が出てくるけど、薄く切られたりんごもシャキシャキとした食感を残し、果実のジューシー感を最大限まで引き出されている。噛み始めはサクッとしながらも、これだけの薄さながらしっとりとした生地の存在感を残しているのが凄い。林檎も適度な酸味がありつつ、ナパージュすることで林檎の風味を引き出させている。

タルト・フィーヌ・アプリコマング

sourire04a.jpgマンゴーの濃厚な風味とアプリコットの酸味の華やかなマリアージュ。こちらのタルトはどれも繊細で上品と日本人らしさを感じさせる仕上がり。

フロマージュ・キュイ

sourire10a.jpgこちらのお店を代表する、プティガトーでは一番人気。なめらかミルキーだけど、たまご感もあったりして意外や肝心のチーズの風味はかなりあっさり目で力強いタルトと対称的。絶品チーズケーキとして知られているけど、インパクトはそれほど感じなかった。

クイニー・アマン

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sourire05a.jpgキャラメリゼ具合が素晴らしい。バターの風味も豊かに広がり、ごりごりザクザクした食感が最高。理想的なクイニーアマン。

シューアラクレーム

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sourire08a.jpgシュー皮が柔い印象でそんなに凝った感じはしないけど、カスタードとシャンティの配合が絶妙でクリームがおいしすぎ!余韻が残る。マイBEST5には入るデキの良さかも。

クレームカラメル

sourire07a.jpgカラメルと組み合わさるとさらに風味が引き立つけど、たまご感がかなり強いテイスト。固めブリンが好きな人なら結構インパクトを受けるプリンだと思う。


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パティスリー スリール

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sourire02a.jpg東京都目黒区五本木2-40-8

パティシエの王道を歩むかのように経歴華やかな岡村シェフのお店。ルノートルやジャンポール・エヴァンで研鑽を積み、資生堂パーラー、ロオジエでシェフパティシエを務めることに。特に日本最高峰のフレンチであるロオジエではM.O.F.のジャック・ボリー氏の元で腕を振るい、在職中ではなかったもののお店はミシュラン三ツ星を毎年のように獲得し続ける名店中の名店になっていく。

満を持して独立の場に選んだのはアクセスが決して良好ではない五本木という土地にてパティスリースリールをオープン。華やかな経歴とは反して味の方でもパティスリー然とした雰囲気ではなく、オレンジが鮮やかなドラマにも出てきそうな可憐なお店は街のケーキ屋さんという立ち位置で地域密着のお店として根ざしている。

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