イタリア栗のクリーミーモンブラン
モンブランというと黄色いタイプを思い浮かべる人も多いかもしれないけど、いまや見かけることも少なくなり、パティスリーなどではこちらでも用いられているイタリア栗を用いたモノが主流となっている。バニラにも似た風味であまり「栗」って感じはしないんだけど、ラム酒と組み合わされたそれは初めて食べた時ほんと衝撃でそれから虜になってしまった。
評判の良いこちらのお味はというと、構成はモンブランクリーム、生クリームも含有したホイップクリーム、マロンペースト、スポンジの組み合わせ。ラムがぜんぜん効いてないと思ったら食べ進めるうちに一気にひろがってきた。スポンジとその上にあるマロンペーストに含ませてあるのかな。モンブランクリームにそれほど栗のテイストを感じないけど、ホイップがミルク感たっぷりで口溶けがすばらしくいい。大体こういうコンビニデザートはスポンジに工夫がないもんだけど、湿らせているおかげで雑味も違和感もなく、クリームと一体となって溶けてく感じ。ミルキーで、ふんわりとろける食感と、日本人が大好きなすーっととけてく感覚が存分に味わえる。
名のあるパティスリーだとそれだけで高い技術がいるメレンゲが敷いてあったりとか、もっと繊細で手間もかけてあったりするけど、買うと値段が倍近くはすることを考えるとコスパは凄いと思う。なによりいつでも近所でこのクオリティのモンブランが買えてしまうのはモンブラン好きにとってものすごく幸せなことかも。手堅く確実に仕事をこなしてくるある意味日本人らしさの象徴のようなセブンらしさを感じさせる一品。
イタリア栗のクリーミーモンブラン 2013
栗の風味をupさせた2013改良バージョン。たしかに栗の風味が強まっているのが前のよりも感じるけど、こうしたタイプのモンブランのウリはミルキーさなのでバランスをうまく取って欲しいところ。ラム酒を効かせたペーストが中に入っててこれが風味の良さを左右してるんだけど、もう少し量が入っていたらバランス的に完璧。このクオリティが手軽にいつでもコンビニで買えるんだから、ふと甘い物食べたくなったときなんかはほんとうにありがたい。
イタリア栗のクリーミーモンブランシュー
「イタリア栗のクリーミーモンブラン」のモンブランクリームをそのまま使用と、セブンのモンブランがクオリティが高いだけに期待したけど、ちょっと満足度は低いかな。栗の風味が活かされてないし、シュー皮がいかにもなタイプなので食感の楽しさもない。「イタリア栗のクリーミーモンブラン」が人気なのもあのふわふわした食感にもあると思うし。モンブランとの価格差、内容を考えると180円はちょっと割高に感じる。
クリスマスかまくら
タイミングの問題もあると思うけど、都市伝説のように思っていた半額クリスマスケーキについに出会ってしまった。もともとかまくらはお手軽な値段ってこともあるけど、味も街のケーキ屋さんに負けてないレベルでコンビニ各社の数あるクリスマスケーキの中でも一番おすすめ。今年のミニかまくらはホイップだったけど、こちらは生クリームのまま。クリーム作ってる会社の方と話したことあるけど、かまくらの生クリームは結構コストかかっているとか。
父親の姿とか記憶があるけど、ホールのケーキを片手に持って家に帰るのが高揚感があって良い感じ。特に今年のミニかまくらはかなりアレンジされちゃってるけど、ホールのはまるで別物の印象でミルキーな生クリームにババロアがたっぷりと入って単なるショートケーキとは違ったかまくら独自のハーモニーが。特にこの時期のは一度冷凍したのだからしょうがないけど、かまくらはスポンジがちょっと風味の点で劣るような気がするのでここが改良されれば更に美味しくなりそう。
ミニかまくら
クリスマスシーズンの風物詩的な存在のケーキ。セブンイレブン不動の人気NO.1を誇るクリスマスケーキである「かまくら」をミニサイズで食べられるように商品化されたもので、中にはイチゴとババロアが。ミルキーで口溶けの良い純生クリームがたっぷりと使用されているので生クリーム好きにはたまらないはず。食感に変化を付ける意味合いとか甘さを底上げするカスタード的な役割も担ってるとは思うんだけど、ババロア自体の風味がほとんどないのがちょっと残念。無難で面白みに欠ける印象もあるセブンイレブンだけど、しっかり味で結果を出してくるのはさすがの横綱相撲ぶり。クリスマスケーキはケーキの花形なんだからそりゃ力入ってて当然ではあるんだけど、ケーキを食べてるという満足感とともにまた食べたいという気にもさせてくれる一品。
ミニかまくら2014
見栄えがよくなって今年も登場したクリスマスシーズンの風物詩的な存在のケーキ「ミニかまくら」。クリームを今年から変えたみたいだけど、一口目からはっきりと感じるミルキーなクリームがたっぷりと絞られていて生クリーム好きにはたまらない。中もババロアではなくバニラムースに変更されてるんだけど、風味は弱かったもののババロアが「かまくら」の味を決める重要な要素でもあったのでバニラムースになったことで一体感が欠けたような気がする。スポンジもちょっと口溶けが良くないかな。
苺ソースのミニかまくら2015
セブンのクリスマスシーズンのお楽しみと言えば「ミニかまくら」。今年はわざわざ「ホイップクリーム」表記なのがひっかかるけど、飾りもなくなってるのみるとコスト維持大変なのかも。
かまくらと言えば食べ進めるごとにつぎつぎとテイストが変化し重なり合ってくハーモニーがなんといっても魅力だけど、今年はネーミングにもあるとおり苺ソースを前面に押し出した味わい。かまくらというとたっぷりのクリームを味わうのが醍醐味なのでバランス的には苺ソースが多すぎる気もするかな。ミルキーなホイップ、スポンジ、苺ソース、ババロア、スポンジと層になってて、今年は苺ソースが目立つだけにショートケーキ的な味わいの印象。そこへ去年不評だったバニラムースからババロアが復活してくれたんだけど、かなりコクあるインパクトのある味わいで美味しさを底上げしてくれる。
苺ソースのミニかまくら2016
クリスマスケーキに縁がない人にも救世主!?一個は食べておきたいクリスマスケーキ「ミニかまくら」。
クリスマスシーズンのお楽しみミニかまくら。5種類くらい出すなど特にローソンが力を入れてるけど、ミニストップも出してるし今年は特にお一人様用クリスマスケーキにも力を入れてるみたい。そんなコンビニクリスマスケーキでもおすすめなのが「かまくら」。
去年と同じかなと思ったんだけど、果肉は増やしつつソースを減らしてババロア増量、クリームが純生になど去年感じた不満がことごとく潰されていてバランス良い仕上がりの安定した美味しさだった。
新春かまくら
正月までまだ日のあるクリスマス直後に突如現れたミニかまくらの新春バージョン。梅の花びらはホワイトチョコレートでなかなか芸が細かい。
今年のクリスマスバージョンを食べて明らかに劣化したのを感じてたけど、新春バージョンはクリームが改良されているような気がしておいしかった。
もちとろチョコミント
今年はとにかくチョコミント流行だったけど、セブンがチョコミントを手がけたらどうなるのか興味持ってたら和菓子で登場。
堂島ロールのクリームを大福に入れたたまらない商品もあるけど、クリームを味わうにはこんなに適したスイーツは無いかも。餅がクオリティ高いけどセブンお抱えのわらべや日洋製だった。
もちもちとろとろでもちとろ。ミント感強めのチョコミントはチョコチップ入りのミントホイップになってて、バランスを計算してあるのか清涼感は薄まるもののホイップを含ませてあるのでお餅との調和が堪らないクリーミーさ。
チョコチップは大粒で味や食感でアクセントに。価格も手ごろ、アイスを除けばチョコミント系である意味これは完成形かもしれない。
ことりのむーすけーき
インパクトのあるかわいすぎるルックスでツイッターなどで話題となっていたことりのケーキがついに全国発売!ひなまつり向け数量限定商品。
スポンジを外側に持ってくる発想が斬新だけど、もふもふ感がうまく再現されてる。日を置いた方がしっとり馴染んできそう。クリームチーズの良い香りがしてくるけど、中はクリームチーズと3種類のベリー(ストロベリー、ブルーベリー、ラズベリー)の2層のムース仕立て。外側のスポンジと共に口溶けが良い。食べてるといきなり固いのが出てきてビックリするけど、クランチ状のホワイトチョコクッキーが忍ばせてあって甘みと食感のアクセントに。爽やかな酸味が春風を呼び込むようなセブンらしい手堅くもおいしいかわいすぎるチーズケーキ。
クイニーアマン
クイニーアマンの話してるとセブンで知ったって人が多いので気にはなってたセブンイレブンのクイニーアマン。ある意味スタンダードなのかな。
なんちゃってクイニーアマンが世の中には溢れていて、クイニーアマンは特に思い入れがあるからコンビニの棚に並んでるようなのが本当に美味しいのかなと思ったりしちゃうけど、袋を開けたらなんともそそるビジュアル。ちゃんとしたキャラメリゼで、嬉しいガッチガチの歯ごたえ。すべてバターとはさすがにいかないけどシュガーの甘みと共にちゃんと中からじわじわバターの風味が染みだしてきて理想的なクイニーアマン!
外は良くても中の風味がすっかすかなクイニーアマンを幾多も見てきたけど、セブンのは外と中のコントラスト、ハーモニーがきちんとしててさすがのセブンクオリティ。
値段も安く手軽に買えるのが嬉しいモンブランに続くセブンのお気に入りに。
セブンプレミアム ティラミス氷
ティラミスがかき氷に!?話題だった商品が全国発売でようやく食べれることに!定期的に凄い商品を出してくるセブンのPBだけど、ティラミス大好きなので評判を聞いてかなり楽しみだったティラミス氷。
ココアパウダーたっぷり。ほんのりマスカルポーネ風味のミルキーなかき氷はクリーミーな甘さとかき氷のじゃりじゃりした食感が組み合わさってなかなか斬新。ココアパウダーが組み合わさることで確かにティラミスっぽい味わいが。食べ進めていくといきなりコーヒーの風味がガツンと現れてくるけど、しっかり苦みを効かせたコーヒーのフレーバーが加わることで味が引き締まってかなりのインパクト。
小さなガレット・デ・ロワ
新年を祝うフランスの焼き菓子「ガレット・デ・ロワ」。数年前からセブンでガレット・デ・ロワが売ってるらしいとは聞いていたけど、コンビニでガレット・デ・ロワが買えるとは。ブーランジェリーのようにバターの風味を感じるとまでは行かないけど、パイ生地がちゃんと焼き込みしてあって香ばしい。
ダマンドはちゃんとラムが効かせてあるけど存在感薄めの仕上がり。
にょろ~りう~なぎチョコパン
寡黙な大横綱ってイメージあるからセブンがこういうかわいい企画するの意外性があるけど、土用の丑の日限定のうなぎな菓子パン。一年に一度だからって言い聞かせるのにも厳しいようなうなぎの値上がり方だけど、こうしてちょっとでも季節のイベントに触れられるようなナイスな企画があるのは話のネタにもなるしいいことだと思う。ホイップが入ってたらもっとジャンクさが増してよかったな。
ミルクたっぷりとろりんシュー
ふにゃふにゃの生地のシュークリームって好みではないんだけど、クリームを味わうタイプのシュークリームかな。垂れてくるので要注意だけど、商品名通りとろりんとしたクリームがたっぷり。バニラの風味はなく卵感の強いカスタードで牛乳もしっかり加えられているから口溶けの良さとマッチした優しいテイスト。方向性としてジャンクでもなければパティスリーでもない、スーパーやコンビニで手軽に買うことの出来るシュークリームとして完成度を高めた印象。
スイーツなガリガリ君 ミルクたっぷりとろりんシュー味
セブンの「ミルクたっぷりとろりんシュー」をイメージして作られたガリガリ君史上最高値な一品。リピする人も多く評価が高かったけど、よくあるコラボではなくセブンと赤城乳業の共同開発という形がとられたので力の入れ具合が違ったのかも。シュー皮風味のアイス、生クリームを加えた濃厚なミルクカスタード味のかき氷、とろりとしたミルクカスタードソースの3層構造。最初に食べた印象が「練乳じゃん!」と思ったけど、まるでシュークリームを食べているかのように中からとろりんとカスタードソースが垂れてきて徐々にシュークリームらしい味わいに。
スイーツなガリガリ君 イタリア栗のクリーミーモンブラン味
ガリガリ君が大好きなセブンのイタリア栗のクリーミーモンブランとコラボということで食べるのが楽しみだった一品。
開けると栗の香り。外側はモンブラン風味アイスキャンディーになってて、マロンピューレを使用。中は生クリームを配合したホイップクリーム風味かき氷になってて、いっしょに食べるとたしかにマロンとホイップの絡み合うモンブランぽいテイスト。シャリシャリしたガリガリ君らしい食感も楽しみつつ、中央からはねっとり栗の風味が濃厚なモンブラン風味ソースが流れ込んできて、ダイスカットしたイタリア栗の食感とも相まってガリガリ君とクリーミーモンブランの特徴あるハーモニーが楽しめる。
ただおいしいことはおいしいんだけど、イタリア栗らしさは感じられないし、イタリア栗を用いたモンブランの肝でもある洋酒がほとんど効いていないので味のまとまりには欠けるかな。
まるでクリームソーダなゼリー
夏と言えばグラスデザートが真価を発揮だけど、セブンからメロンソーダ好きには堪らないビジュアルのグラスゼリーが登場。
サクランボがかわいくホイップにレモンムース、メロン味のゼリーの構成でレモンムースがラムネにも似たテイストで清涼感ある美味しさ。メロンソーダの部分がちょっと水っぽい気もするけどメロンソーダらしいケミカルなテイストもあってスイーツとしてのメロンソーダな雰囲気が楽しめた。
セブンプレミアム まるでキウイを冷凍したような食感のアイスバー
マンゴーの頃からネットで話題になってたけど、PBでさらっと質の高い商品を出してくるからセブンは強い。商品名そのままなアイスだけど、食感をより大事にしてる商品かな。果汁と果肉を35%使用。原材料の最初にあるけど、水あめを用いているからなのかねっとりとした口当たりで果肉感がある。キウイの種子もつぶつぶ感のアクセントに用いてるとのことでキウイそのものを味わってる感覚。