レ・クレアシオン・ドゥ・パティシエ シブイ(Les Creations des Patissier SHIBUI)

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ピーチメルバ

ピーチメルバ

shibui02a.jpg桃をひとつまるごと使用した贅沢なスイーツ。
夏早めにこないとフレッシュバージョンが食べられないということを去年お店の方に聞いて再訪を楽しみにしてたんだけど、ショーケースを覗いても商品がない・・。
奥さんに聞いてみたら甘みを引き出すのと、個々の当たり外れを回避してクオリティを均一に保つのにコンポートバージョンで統一したとのこと。名前も「ピーチメルバ」に一新。
ピーチメルバというとバニラ、ラズベリー、ピーチの組み合わせが定番だけど、こちらはまるでプリンを食べているかのような甘みのあるカスタードとラズベリーソースが桃の中に。
固定するためだけに存在していたような下部に敷かれていたスポンジもシロップが打たれてあって調和を乱してない。まるごとピーチの時はあくまで桃が主役でケーキというよりはフルーツを味わう感じだったけど、問題点を確実につぶして見事にブラッシュアップさせたスイーツとして完成度を増した逸品。
去年食べて気になってたことがひとつひとつ解決されてたので食べててほんと感心した。 桃だけでもめちゃくちゃおいしいんだけど、クリームも白眉で酸味甘みのバランスがとにかく秀逸。 桃好きにこそおすすめしたい。

まるごとピーチ

shibui03a.jpg冬にこのケーキの写真を見て一目惚れしたものの夏季限定とのことでようやく刻を超えてご対面。
でも、もう本日で販売終了とのことでタイミング的に危なかった。
桃を1個まるごと使ったケーキで、素材である桃にはかなりこだわりあるみたい。
桃の中にはカシスソースとカスタード、底にはスポンジと生クリーム。スポンジの食感が賛否別れるかな。 まぁ、もうとにかく桃がおいしくて大好きなリュタンにひけを取ってないかも。 シェフの方と話してて、「フレッシュ素材を使ってるときにまた来てみてください」と言われたんだけど、時期によって今回のコンポートバージョンとフレッシュバージョンの2種類があるみたい。来年夏の楽しみ。

シュー パリジャン

shibui04a.jpg手間がかかると思うけど、シュークリームはこの形のタイプが好き。フォルムが美しくて丁寧な仕事ぶりがうかがえる。
パウダーシュガー、香ばしいナッツとここ独自の工夫として氷砂糖が振りかけられている。 カスタードは卵感のあるプルプルしたタイプ。サイズは小ぶりながらそれこそあふれんばかりにクリームが詰められているのがうれしい。 インパクトを感じるアイテムって感じはしなかったけど、激戦区の自由が丘にも近いので地元に愛される普段使いのお店として方向性とってるのかな。自由が丘、田園調布、奥沢に囲まれた土地ならではの品の良さを感じる。


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レ・クレアシオン
ドゥ・パティシエ シブイ

shibui01.jpg東京都世田谷区東玉川2-41-2 サウスウィング 1F

オーナーパティシエはルコント、キャトルでシェフパティシエを務めていた方で、その経歴からショコラ系を得意とするお店。自由が丘に向かう道の途中にお店が位置していて、奥沢の駅からも田園調布も距離があるためロケーション的には厳しそうだけど、シュークリームを推しているところなどを見てるとケーキマニアと言うよりは地元のお客さんを大切にしていこうとするお店なのかも。この土地ならではの穏やかで上品な雰囲気を漂わせている。

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