自由が丘ロール屋

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自由が丘ロール

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苺のロール

自由が丘ロール

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jiyugaokarollya03a.jpgクリームたっぷり、スイーツの街「自由が丘」の名を冠した自由が丘ロール。スポンジはややぱさついてる感じだけど、食べてみるとしっとりとした食感。なによりも生地のふわふわ感が凄い。コントラストつけてるのかな。フレッシュ感の素晴らしいシャンティと甘味の底上げしてくれるカスタードのWクリーム。クリームがたっぷりと入っているから生地の食感とシャンティのフレッシュさのハーモニーが素晴らしい。カスタードもモンサンクレールを彷彿させる風味のモノできちんと効いてる。「アジキロール」や「D'eux」のように一口食べた時から感じるようなインパクトはないけれど、甘さ控えめで口溶けもよく、いくらでも食べられそう。

苺のロール

jiyugaokarollya04a.jpgカットで420円は高く感じてしまうけど、値段的にもロールケーキと言うよりはケーキとしての扱いらしい。ケーキとしてならショートケーキに相当するのかな、生クリームにイチゴと日本人が大好きな組み合わせで、このお店で一番おいしいとも言われるロールケーキ。切り分けることの多いロールケーキということで、イチゴは偏りがでないようあらかじめカットされている心配りが。構成自体は自由が丘ロールと変わらないけど、イチゴのコンフィチュールも忍ばせてあってイチゴの甘味と心地よい酸味が味わえる。

クッキーシュー

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jiyugaokarollya06a.jpgたまごはいいの使っているんだろうなと思わせるコクのある粘度の高さ。似てるのかなと思いきや、モンサンクレールとはテイスト的に異なっていて、こちらの方が素材の良さを感じさせる優しい味のシュークリーム。名前がそうであるようにウリはシュー皮で、シュー皮の上にクッキー生地を乗せて焼き上げてある。モンサンクレールのシュークリームもシュー皮の食感が素晴らしいけど、こちらもなかなか。


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自由が丘ロール屋

jiyugaokarollya01a.jpg東京都目黒区自由が丘1-23-2

モンサンクレールの辻口シェフの念願であった世界初のロールケーキ専門店。モンサンクレールで展開するのではなく、あえて店舗を別にしながらも行列店へと仕立て上げ、こちらのお店を転機としてさまざまなブランドを立ち上げていくことに。辻口シェフの凄いところはシェフとしての技量もさることながら、「自由が丘のスイーツ」と聞いて誰もがスイーツフォレストとともにモンサンクレールとこちらのお店を思い浮かべるほど知名度を築き上げるそのプロデュース力。いまではどこのパティスリーでもロールケーキが置かれるようになってるけど、構成的にもそれほど奥深さがないような地味な存在であったロールケーキというアイテムを「堂島ロール」と共にこのお店が一躍主役の座へと導き出した。いまではさまざまなパティスリーが趣向を凝らしてロールケーキも進化していった結果、ブームの落ち着きと共にややこのお店自体も落ち着いてしまった感もあるけど、未だなお「自由が丘」を代表するスイーツとしてその名を轟かせている。

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