メゾンカイザー(MAISON KAYSER)

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クロワッサン

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トクホ!ペプシスペシャル メゾンカイザーフィギュアコレクション

プチ クロワッサン

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maisonkayser03a.jpg個人的にブーランジェリーよりはパティスリーのヴィエノワズリーの方が好みでなかなかブーランジェリーでは夢中になれるクロワッサンに出会えなかったりするんだけど、こちらはパリNO.1に輝いたクロワッサンということで非常に期待。
期待・・したんだけど、パティスリーの方がバター多めに使ってるのかな。バターの風味もそれほど感じずかなりあっさりした印象で、サクサク感がないししっとりもしてない。そのままよりサンドなどのベースとして使ったほうが活きてくるのかな。

パン オ ショコラ

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maisonkayser12a.jpgベーシックなアイテムなのでお値段が抑えられてるのが嬉しい。クロワッサン生地はサクサク。塩気、バターも絶妙な効き具合で、生地がおいしい。
ショコラは少なすぎで存在感が無く、甘さもそこそこなのでそれほど後引く濃厚さをもってるわけでもないのでちょっとバランスとしては悪いかな。

ガレットデロワ

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maisonkayser22a.jpg王様のケーキ「ガレットデロワ」。青学が優勝したタイミングで買ったのでいいタイミングだった。1/6のキリスト教の祭日である公現節を祝ってフランスでは新年を祝うお菓子として食べられているもので、フェーヴと呼ばれる陶器製のミニチュアが埋め込まれ、それを引き当てた人は王として1年幸福が訪れるというくじ引き的な楽しみも。王冠が付属されているので王となった人は王様気分が味わえる。

ガレットデロワといえばクレームダマンドが代表的でシンプルな味が楽しめるけど、今年のメゾンカイザーはチョコを用いたバージョンに。ガレットデロワといえばワクワクする表面の模様も特徴だけど、今回のはクランブルが載せられているので見た目もいまいちだし味の方もちょっと高級なチョコパイ的なのではと購入を躊躇したけど、さすがにメゾンカイザーだけあってうまくまとめられてた。
ブーランジェリーのだけあってパイ生地がサックサク。そこに上部がクランブルで覆われているのでザクザクとした食感も加わって相乗効果で食感の良さが伝わってくる。アンティークのチョコリングっぽくもあるけど、さすがに素材の差でチョコも甘さがほどよくよりバターリッチでヘーゼルナッツも香ばしくと、そつなく美味しくまとめられている。

ショソン オ ポム

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maisonkayser16a.jpgブーランジュリーなのでショソンオポム。サクサクでバターリッチな生地がおいしい。フィリングはそれほどシナモンもきつくなく 酸味もしっかりとリンゴらしい甘酸っぱさ。パンオショコラもそうだったけど、フィリングもそれほど多くなくこちらも生地メインを味わうタイプ。

クロワッサン・オ・ザマンド

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maisonkayser14a.jpgおいしい「クロワッサンザマンド」ではまず最初に名前が挙がるお店なのでかなり期待。使われるのはメゾンカイザーのクロワッサン!

ぺたんこなのがシロップたっぷりなのを物語るかのような、見た目の良さよりも味わいを重視したかのような見るからに煩悩を刺激しそうなビジュアル。サイズも大きく重みもかなりあるので食べ応えがありそう。
ラム酒はあまり香らないものの、たっぷりの粉糖にシロップひたひたな生地にまっ黄色なアーモンドクリームの層を織りなす甘みのマリアージュが想像以上の重厚感。

ただ、自分はパティスリーのクロワッサンオザマンドをかなり食べてるんだけど、端っこにザクザク感はあるものの支配的なのはぐにゃとした食感だし、そこで感じる食感の楽しさがこちらでは感じられないのでそこが残念かな。
ブーランジュリーよりも繊細と言われる所以だと思うけど、パティスリーのはテイストの印象だけで終わらさせず、香ばしいアーモンドスライスだったりクロワッサンの生地や上部にかかったクレームダマンドのザクザク感がきちんと残されていて食感だけでも楽しめる。

感動とまではいかなかったので一度で判断するのは失礼だから何度か食べてみたんだけど、こちらのタイプはブーランジュリーとしてのクロワッサン・オ・ザマンドの最高峰なのかも。

レモンパイ

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maisonkayser06a.jpgレモンパイは人気の定番商品。これは噂に違わぬ逸品。メゾンカイザーの中では一番好みかも。上部にはたっぷりの粉糖、下部はこの商品の人気の肝でもあると思われるキャラメリゼのような飴状のような状態に生地がなっていて、味わいがまさにクイニーアマンのようなじゅわっとしたたまらない風味の良さ。
上部がサクサク下部がザクザクとサクサクザクザクな楽しい食感。ただ、中のレモンクリームが甘さが目立って酸味が効いていないからアクセントになりきれてないのが惜しい。

シューパリジャン

maisonkayser04a.jpgそそるビジュアル.。こうしたもったりしたクリームのタイプは経験則でかなり好みのシュークリームだったりするけど、ブーランジェリーのスイーツはあまり当たりがない印象。カスタードと生クリームがたっぷりと、カスタードのコクにバニラの品のある風味がありつつも、全体としてはあっさりした味わい。シュー皮もちょっと焼き込みが弱いかな。

フラン

maisonkayser17a.jpgプリン代わりのアイテムがこちら。プルプルした食感のプリンタルト。カスタードクリームを焼き上げた焼きプリンのタルトだけど、かなり素朴な味わいでメリハリに欠けるかも。

キャラメルパイ

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maisonkayser08a.jpgレモンパイと人気を二分する人気商品。こちらもバターリッチなパイ生地はガッチガチのキャラメリゼになってて、バリバリザクザクと楽しい食感。きちんと効かせたキャラメルの苦みと洋梨の爽やかな甘みのハーモニーが素晴らしい。

ヘーゼルナッツとコーヒーのクロワッサンザマンド

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maisonkayser10a.jpg冬季限定のクロワッサンザマンド。ラム酒はほんのり、想像以上にクレームダマンドにコーヒーの風味が効かせてあってコーヒー好きにはたまらなそう。かなりビターな仕上がりで、ヘーゼルナッツのナッティな感じが合う。


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メゾン・カイザー 高輪本店

maisonkayser01a.jpg東京都港区高輪1-4-21

フランスで一番なら世界でも一番!?こちらのお店の名を高めたのはなんと言ってもフィガロ紙においてこちらのクロワッサンがパリNo.1のクロワッサンに輝いたこと。
日本においてはあんぱんでおなじみの木村屋の嫡男・木村周一郎氏が家業を継ぐのではなく、ハード系のパンなど日本でも本場のフランスパンを広めたいと意欲を持って自ら会社を立ち上げた。あんぱんだけではなくジャムパンも木村屋が考案したとのことだけど、日本で独自に進化したパン文化である菓子パンのお店の御曹司が日本人にあまり好まれないハード系をメインとした系統の違うお店を立ち上げいまや日本においても最高峰のブーランジェリーのひとつにまで育て上げたのが興味深い。エリック・カイザー氏秘蔵の天然酵母を用い、レシピなどもパリで用いられている物を使用と本場パリと遜色のない味がここ日本で味わえるわけだけど、エルメでも似たような話があるように実は日本におけるメゾン・カイザー には2つの系列があって、木村氏が手がける直営と、サンジェルマンが手がけるフランチャイズがある。直営店舗は本店などで焼き上げたパンを陳列、フランチャイズでは工場で焼き上げた物を陳列と、品揃え、テイスト的にもやや異なる点があるとのことで、ぜひ自分好みの一品を探し出してみて欲しい。

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