パティスリー1904 ディズヌフソンキャトル
東京都目黒区東山2-5-8男前なパティスリー!?花見の時期はカカオエット・パリが行列だけど、少し足を伸ばしたこちらもおすすめ。
覚えるのが大変な店名だけど、産業革命が進んだフランスの雰囲気をイメージしているとのことで作業場との敷居がない店内はかわいさではなく無機質さのエッセンスを取り入れたスタイリッシュな雰囲気が漂っている。男性でも入りやすい雰囲気で、中目黒という土地柄もあってエグザイルの事務所関係者もよく立ち寄るお店とか。
しまなみレモンケーキ
レモナックはよく食べてるけど、パティスリーとかのレモンケーキってどんな感じなのかなと調べてみたら美味しいレモンカーキと言えばこちらとか。キャンディのようなかわいらしい梱包はプレゼント向きかも。
開けてみれば檸檬のさわやかな良い香り。きめ細やかなスポンジで、さすがに口溶けの良さは市販品とは別格。生地の風味もしっかりと、チョコだけで無く生地の方にもしまなみレモン果汁が入っているのでしっとり感がほどよい。レモンのチョココーティングも爽やかな酸味で生地とのバランスが秀逸。
モンブラン
ラム酒がほんのりと、マロンペーストは栗の風味がかなり濃厚。フランス産の栗を3種類ブレンドしてるとか。カスタードが唐突に入ってるけど、中にはミルキーなシャンティだけでなく濃厚なカスタードクリームも入っていて味わいにインパクト。ロールケーキの専門店出すくらいだからカスタードとかクリームにも自信ありそうだけどコクがあって美味しい。
食べ進めるとふわっと香ってくるけど、こちらのお店はハチミツの用い方にも特徴があるのかな。ハチミツならではの特徴ある甘みも活かされている。パティスリーのだと入ってない方が普通だけど、こちらのは中には栗が一粒ちゃんと入れられているのもかなり嬉しいポイント。
力強いバターの風味豊かなサクサクのタルトも香ばしく、ただのモンブランでは味わえない1つで2つの味わいを楽しめる贅沢さがある。創意工夫がわかりやすい形でしかも味の良さにきちんと繋がっている存在感のあるモンブラン。モンブラン好きならぜひ一度は試して欲しい完成度の高さ。
シューサブレ
メロンパン的なと言えば良いのか厚みがあって皮だけでおいしい。シュー生地の上にサブレを載せて焼き上げたとのことでこういうの初めて食べたけど、ものすごく特徴的で食感も良く凄くおいしい。
見た目でもう焼き菓子系が得意なのが伝わってくるかのよう。生地に負けないカスタードも濃厚で後引く美味しさ。食感ではっとさせられたシューはいくつもあったけど、こちらのは皮自体にしっかり味もついていてクリームも自分好みの濃厚さ。絶品シュークリームにまた一つ出会えた。