リュードパッシー(RUE DE PASSY)

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オペラ ピスタッシュ

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カシスパリブレスト

オペラ・ピスターシュ

ruedepassy017a.jpg美しく鮮やかなグリーンが目を惹くこちらのお店の代表作。オペラというと何層にも重なり合ったコーヒーとショコラの濃厚なハーモニーが織りなす大人のケーキといった趣だけど、こちらはオペラの重要な要素であるバタークリーム、ビスキュイ、ガナッシュにそれぞれピスタチオを用いた珍しいピスタチオ仕立てのオペラ。
あまりナッティな感じは受けないけど、オペラらしく重厚な強い甘みのある一品。ザクザクした食感のアクセントも効かせてあってバランスが考えられているけど、ナッツの女王を用いてるだけあって、見た目も含めたやさしい甘みは女性的なオペラと言えるのかも。

カシスパリブレスト

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ruedepassy04a.jpgそれぞれの面にテイストを変えたクリームが絞られていて、一つで二つの味が味わえるというなんとも贅沢なパリブレスト。見た目にもおいしそうなのが伝わってくるけど、クリームが溢れんばかりに入れられててこんなに満足度のあるスイーツを食べたのも記憶にないかも。ビジュアルといいとにかく記憶に残るインパクトでクリーム好きなら悶絶すると思う。パリブレスト定番のプラリネクリームにはキャラメリゼされたヘーゼルナッツが散りばめられていていいアクセントに。カシスのバタークリームにはいちじくのコンフィチュールが忍ばせてあり酸味がかなり強め。細かいナッツは香ばしく、メリハリの付け方がうまいこちららしく甘味酸味のコントラストがすばらしい絶品。美しく美味しく、幸せな気分にさせてくれる満足感が。

サクラ

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ruedepassy011b.jpg桜の時期にぴったりな淡いピンクのトーンがかわいらしいキュートなルックスの「サクラ」。マカロンを用いたサントノーレ!?って感じだけど、シューじゃないしこうしたデザインのは初めて見た。
さくらって色合い的にも華やかなイメージがあるから春になると和菓子に限らずほんとよく用いられるようになったフレーバーだけど、結局は名前の響きから想像するようなチェリーのような味わいではなく結局はそれだけで存在感の強い桜餅のようなテイストになってしまうので正直洋菓子とは相性が個人的に良いとは思わないし、あまりおいしいともおもわないんだけど、こちらのプチガトーではあくまで軽やかにかわいらしいテイストにまとめられてて良かった。デザインよくて味がいまいちだとなんかもやもやしてしまう。
たっぷりのクリームは口溶けなめらか。サクラもそれほど主張することなく品良く香りや風味付け。マカロンの中にもサクラのクリームが入ってて、マカロン自体もネッチリと存在感がある。底のタルトにはグリオットチェリーのコンポートとコンフィチュールが忍ばせてあって爽やかな酸味が余韻として印象良く残る。サクラのイメージにチェリーの風味をうまく用いてあって自分好みのテイスト。春の新作とのことだけど、誰かにあげたくなるスイーツだからこの時期の定番になって欲しい。

キャラメル サレ

ruedepassy07a.jpg「エクレールキャラメル」と共にキャラメルを用いたスイーツで評判のこちらを代表する逸品。塩スイーツの神髄を味わえる。アーモンドを用いたみっちりとしたパンドジェンヌ生地にもキャラメル風味を効かせ、グラント産海塩を効かせたキャラメルクリームを間に挟んで何層にも重ね、トップにも塩気を効かせたキャラメルソースでコーティング。どこから食べてもキャラメル尽くし!キャラメルの深みのある甘さを塩気とともに苦みが引き締め、芯が通ったクセになる濃厚な味わい。こちらのお店の特徴である甘み、酸味、苦みの絶妙なバランスの取り方の妙がこのアイテムを食べただけで手に取るように伝わってくる。

サントノーレピスターシュ

ruedepassy020a.jpg巨峰が載ったサントノーレ。珍しいピスタチオと巨峰の組み合わせ。中にも忍ばせてあるけど、ピスタチオのシャンティがフレッシュで風味も濃厚。ほんのりリキュールも効かせてある。
パリパリした食感が嬉しい飴がけシューの中にはカシスクリームが。サクサクのパイもバターの風味が濃厚。サントノーレらしいベースの力強さがありつつも、心地いい酸味がキーワードのようにフルーティーで爽やかな印象を残す、サントノーレ好きに自信を持っておすすめできる逸品。

サントノーレバニーユ

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ruedepassy014a.jpgチョコがこれだけで存在感。おいしい。パリセをどことなく彷彿とさせるけど、ここのクリームは美味しいなぁ。バニラビーンズたっぷりの口溶けも最高なシャンティはバニラの風味が濃厚。
ザクっとしたパイ生地に、キャラメリゼのパリパリッとした食感が最高。シュー生地の中にはショコラクリームが入ってて意外だったけど、ケーキの中心にもショコラクリームが忍ばせてあってショコラとバニラというタイプの異なる甘さにコントラストが効果的に効かせてある。こちらのお店は実力のわりには知名度が低い印象だけど、きちんと技術力があるその上で構成、素材が練られているのが手に取るように分かってくるので食べてて嬉しい。

ショコラエクレア

ruedepassy03a.jpg均整の取れたガナッシュの姿が美しく艶やかで、なんとも気品のあるビジュアル。こちらのエクレアはお店を代表するほど人気の高いスペシャリテ。ガナッシュは甘さと共に苦みもきちんと効かせてあってかなり濃厚。これでシュー生地が弱いとバランスがめちゃくちゃだけど、厚みも計算されたかのようにバリッと音がしそうなほどものすごくしっかり焼き込んであるのでクリームの濃厚さに生地が負けてない。皮にもカカオの風味が効かせてあるので調和が取れ、心ゆくまでショコラの神髄を味わえる。

エクレール・キャラメル

ruedepassy019a.jpgエクレアということもあって、クリームはキャラメルよりもカスタードを引き立たせてある。甘みよりも苦みや酸味を活かし塩気もアクセント。上部の甘み強めな濃厚なフォンダンとバランスをうまく調和してある。味に深みがあって、シューも食感良く香ばしい。エクレアは一口でそのスイーツの醍醐味を手軽に味わえるからフランスで特に人気だと思うんだけど、こちらのアイテムもキャラメルスイーツの到達点だと思う。

シュー・ア・ラ・クレーム

ruedepassy012a.jpg川越シェフが一番好きなシュークリームとして知られるこちらの「シュー・ア・ラ・クレーム」。場所柄芸能人御用達としてメディアにも。
皮の香ばしくパリっとした仕上げはこちらのお店ならでは。こういう見た目のシュークリームが一番好きなのでもう美味しいことは分かってるけど、バニラをほんのり効かせたぽてっとしたカスタードは意外やあっさりテイストなのでインパクトは弱いかも。

キャラメル・バニーユ

ruedepassy08a.jpg味わうのが楽しみだった、キャラメルを扱わせたら日本一とも評されるこちらのお店のキャラメル。意外に塩が効いてない印象で、こちらのお店ならではのインパクトは無いけど、手作り感があって生タイプではないけどとろけるような食感。バニラも香り高く、コクがあって一個で満足感が。

クロワッサン・オ・ザマンド

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ruedepassy016a.jpgパティスリーのだとクロワッサンの原型を留めているところが多い印象だけど、メゾンカイザーのような幅広さで独特なルックス。粉糖たっぷり、アーモンドクリームをこれでもかとふんだんに使用してるから平ぺったくなるのかも。
クリームが多いからかザックザクの食感でこれはたまらない。ラムの風味も芳醇で結構強め。中のクレームダマンドもアーモンドの風味が強く甘みも強い。食感の強さに負けない味、風味の力強さがあってこれはインパクトに残る逸品。


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リュー ド パッシー

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ruedepassy02a.jpg東京都目黒区鷹番3-17-6

最近特にお気に入りのパティスリー。フランス各地で修行し帰国した長島正樹シェフが開いたお店で、「マッターホーン」と共に学芸大学を代表するお店。キャラメル、チョコレート、コーヒーといった特徴的な香りと共に甘み、酸味、苦みを持つ素材の良さを引き出すことに長け、味わいにインパクトを感じる商品が多数。特に「キャラメルといえばこのお店!」との評価も高い。派手さもなく、一般的な知名度もそれほど高くないかもしれないけど、食べてわかる実力の高さ。
フランスの影響を色濃く感じるメリハリの効いたテイストに加え、均整の取れたデザインや目の行き届いた雰囲気などどことなく「パリ セヴェイユ」に似たものを感じるのでパリセが好きな方は一度訪れてみると新たな出会いとなるかも。こちらのクリームを用いた作品が特に好きで、量も惜しみなくふんだんに使われているから満足度がかなり高い。しばらく充電期間を取るとのことで「D'eux」の菅又シェフがお店をお辞めになってかなりの喪失感だけど、隣駅にあるこちらの存在のおかげで心の隙間がいくらかは満たされた。

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