中ラーメンかため濃いめ
家系の伝説の男のお店と聞いて、さぁどんなおいしいラーメンが食べられるかなと店に入るとなんとご本人が目の前に!!
さらに予想外の展開があって、開店と同時に行ったのでスープの味を確かめてるのだと思うけど、真横にとなりあって近藤氏といっしょに家系のラーメンを食べるというメルヘンな瞬間があったりしてちょっと緊張。
スープの系統が同じだろうと予想して六角家と同じく濃いめかためで注文。
ここは仕込みが丁寧と聞いたけど、ライトながら豚骨のうまみもちゃんと出てたし、醤油のとんがり具合もほどよくて王道の家系スープ。油抜きも可能なので家系マニアならぜひ試してみるべきとか。ココ独自の工夫としてスープに桃が入ってるんだけど、たしかに鶏油ともちがう甘味も感じるまろやかで飲みやすいスープ。 チャーシューがペラペラ過ぎるのがちょっと残念かな。
昔から続く家系の味を変えることなく作り続けているので、昨今好まれるようなパンチのある濃厚なテイストって訳ではないんだけど、自分がいった時間帯はご主人一人で厨房を取り仕切っていたのでまさに家系のすべてを知る男の珠玉の一杯を味わえて大満足。 チェーン展開させるほどの味を築き上げたくらいだから当然なんだろうけど、子供から高齢な方までさまざまな年齢層に受け入れられる家系のスープを作り上げて、一見さん中心よりも地域密着なお店に仕立て上げたのはまさに店主にとって狙い通りだったのかも。
中つけ麺
つけ麺は世に星の数ほどあれど、ちょっとレアなつけ麺?な家系のつけ麺。なかなか提供している店舗自体も少ないと思うけど、家系の超有名店でその味を味わえる機会があるとはなんとも幸せ。夏になるのが待ち遠しかった。昔は夏季限定の文字と共に張り紙がしてあったんだけど、いまは注文もそれほどないのか剥がしてあっていまでもやってるのかなと一瞬躊躇したんだけど店主自らお声かけ頂いて無事オーダー。
つけ汁はカエシで濃さが調整してあるのかな。つけ麺はラーメンと違ってどうしても味を薄く感じてしまうからつけ汁を濃くしてあるんだけど、こちらも塩分強めな濃厚な仕上がり。麺は専用ではなくラーメンで用いている王道の酒井製麺の麺そのままではあるけれど、水で締めてあるためかふんわりとした卵の風味をより感じられる。体が温まってくることがないから夏場に新たな家系の食べ方としてもっと広まってもいいと思うんだけど、スープ割りもしていただけていつものあの濃厚な醤油豚骨のスープで締めるというちょっと贅沢な食べ方を味わえた。つけ麺を頼む客は珍しかったのか店主さんとしばらくお話しする機会が頂けたんだけど、裏メニュー的な扱いになったわけではなく、猫舌の方など希望があれば冬でもオーダーを通して頂けるとのこと。値段がラーメンと一緒なのがありがたく、作業工程に一手間以上かかるから混んでるときなんかは申し訳無いけど、家系好きならぜひ一度は「家系のつけ麺」を食していただきたいところ。名のある方って謙虚さが身についているのを感じることが多々あるけど、およそ組み合わないような家系のスープに桃を取り入れたりとか家系ながら塩をやってみたり、とき卵のトッピングをしてみたりとよいと思った物は貪欲に取り入れていくバイタリティの強さがこちらのお店の魅力。そのDNAを受け継ぐ息子さんがさらにラーメン屋の範疇を超えた家系と本格中華を出すお店「こんどう」を海老名に開いたと言うことで店主自らおすすめいただいたのでぜひとも伺わなければ。スイーツもそうだけど、ラーメン好きにとっても夏場は鬼門。夏はやはりラーメンから足が遠のきがちだけど、冷やし中華ならぬ家系のつけめんが広まってくるといいな。
中ラーメンかため濃いめ+とき玉
そういえばこちらは家系でも珍しいトッピングがあることが知られていて、それがこの「溶き卵」。お弟子さんが出したお店での看板メニューを拝借したみたい。比較的こちらはスープの濃さがまばらな印象があるけど、今日は凄く濃厚なスープで嬉しい。印象としては家系としての印象は弱まるというか、卵が勝ち過ぎちゃう気もするけど、とろーりまろやかな舌触りが加わって甘みも感じるまろやかなテイスト。家系の進化形なのか異端なのか判断は付きかねるけど、ふんわりさがクセになりそうな感じもするので家系好きな人はぜひ一度ご賞味を。