中華そば さとう

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中華そば

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中華そば

satou02a.jpg注文が立て込むと若干テンパリ気味ではあるけど、実直そうな寡黙な主人が作り出すおいしい出汁のうまみを堪能できる中華そば。
神奈川で中華そばというと見た目も美麗な淡麗系が主流であるけれど、こちらは中細ちぢれ麺で、どんぶりを油が覆った見た目からもベクトルが違うもの。
場所柄作業着着た方も多いけど、土地に合わせたパンチすら感じる庶民派の中華そばと言えるのかな。
スープは印象に残るほどの美しい黄金色で雑味もなく、口当たりはまろやかな塩ベースかと思いきや醤油だそう。鶏の甘みに煮干しの旨みがふんわり染み渡る箸が止まらなくなりそうなこの一杯は目立たないながらも中華そばが復権しつつある中、その奥深さを知らせてくれるよう。


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中華そば さとう

satou01a.jpg東京都大田区羽田4-20-11

「かずら」もそうだけど、なぜこんなところにといいたくなるくらい殺風景で辺鄙な場所にある中華そばの知られざる名店。手が回らなくなるとの理由でメディアへの露出を控えているものの、食べログでも注目されつつあり目に付くようになってきたけど、アクセスがいい場所であれば行列店間違いなしの実力。中華そばが550円とリーズナブルで地元の方の普段使いのお店としても人気を博している。なぜかこちらのお店ではサイドメニューがカレーのみとなっていて、はたして中華そばと合うのだろうか。ゴールの目印でもある羽田の大鳥居からも近く、多摩川サイクリングの際のお楽しみとしてありがたい存在。

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