ドライグリーンカレー
いつまで夏の陽気が続くんだって感じだけど、暑いときにこそ食べたいのがタイカレー。海外では日本のカレーが人気に火が付いてるみたいだけど、日本ではイナバなどのおかげで目新しさも手伝ってタイカレーが大人気。輸入食品扱うお店にもよく行くけど、確かにタイカレーの取扱品数が増えてるような気がする。
オリジナリティ溢れたお店でタイ料理好きの人にはよく知られているお店だけど、おいしいタイカレーを出すお店はよくあれど、オリジナルなタイカレー「ドライグリーンカレー」が食べられるのは日本でもここだけ。こちらのお店は無化調で、ペーストも無数のフレッシュなハーブとスパイスから作り出すオリジナルなモノ。聞いてみたらパクチーもこだわりのを直接仕入れているとのことで、味わいは残しつつ、クセは少ない。パクチーはタイ料理の高いハードルの一つになるので、タイ料理に興味を持った方はまずはこのお店を尋ねてみるのがいいかも。本場の雰囲気は残しつつ、味は日本人向けにアレンジされているとのことで、ライスもタイ米と日本のお米をブレンド。ライスの上にはそれこそ大量にパクチー、水菜、ネギがどっさり。レモンを絞って、よく混ぜ混ぜしてから食べてくださいと教えてもらえるんだけど、シャキシャキの食感と共に、暑い時には嬉しいまるでフレッシュなハーブを直接体に取り入れているかのような鮮烈な爽やかさを感じていると、グリーンカレーペーストで炒めた豚肉そぼろの辛うまさが後引くおいしさでナッツの風味と共に余韻をのこしてかなりクセになる味。
「おいしくて店を二歩でも出たらまた食べたくなって戻ってくるかもよ」なんて冗談交じりに店主さんが語ってたけど、エスニック料理らしいクセのある風味がハマる人にはとことんハマるんだろうなぁと実感。川崎でもかなりアクセスしづらい場所にあるのが通えなくて残念だけど、タイカレーの方も何種類もあるので時間をみつけてまたぜひ再訪したい。