ラーメン二郎 目黒店

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小ラーメンヤサイニンニク

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大ラーメンW豚入りヤサイニンニク

大ラーメンW豚入りヤサイニンニク

mjirou02a.jpg本店とか慶應生に囲まれてる間に行っておけば良かったけど、本店以外ではいまや最古参となった目黒二郎についに訪問。なかなか訪れる機会が無い店舗なので量も少ないと聞いていたからいきなり卒検やってみたけど、クセのある店主とも聞くので一見さんで大豚Wはけっこうリスキーかも。
退店を促されてしまってはチャレンジ失敗なのでとにかく食べるスピードを意識。自分でまいた種とは言え、撮影してるロスタイムの上に小の人とのスピードを合わせなくてはいけないのでなかなかの緊張感。コールも一瞬の目線のみなので店主の動きから目が離せない。卒検ならヤサイマシマシにしなくちゃだけど、本店同様マシマシはたぶんアウト。
味に定評のあるこちらだけど、噂通り量的には大豚Wであってもそんなに多くは感じない。回転率を上げるためか麺はかなり固めでゴワゴワ。野菜もクタクタで豚もパサパサな上にやたらしょっぱさが目立つ。スープも非乳化タイプで醤油が効いてはいるものの、脂の多さの割には豚の出汁が弱いから旨みが弱く全体として薄い印象と、一口食べた時からなんかどこかしら味わったことのある懐かしい味わい。最近は中山や豚星。が自分の中で基準になってたけど、まさにオールドスクールといった印象。自分にとっての最初の二郎は最狂とも言われた武蔵小杉だったのでなかなかのハードルの高さだったけど、鶴見も含めかなりの古参で味わいの印象としてはこれらと近いような気がした。
こちらでは行列時は1ロット5人で入れ替えなので少なくとも4番目までには食べ終えれたらと食べていたらなんと5分もかからずに2人が完食。「!!」と声を上げそうになっちゃったけど、なんとか7分で4番目に滑り込み。危なし・・ってマジで早すぎない!?こちらのお店だと小で5分が普通なのかも。
二郎は日によってデキが変わるし、今回はイレギュラーな形なので味わう余裕がなかったから暑くなる前に小できちんと味わってみたい。こちらではシンプルに小をさらっと食べていくのが粋なんだと思う。

小ラーメンヤサイニンニク

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mjirou04a.jpgおいしいと評価の高い店は大抵行ってみるとそのままの印象だったりするので、前回は味わってる余裕がなかったということもあり本店の味を覚えているうちに早めの再訪。今回はこちらのお店のベストチョイスだと思われる小に。
ちゃんと味わいたかったので行列がないと言われる時間に行ってみたら思惑通り待ちなし空席有りの状態でじっくり味わうことができた。店主、助手さんともに一人一人ちゃんと聞こえるように挨拶してたりして、時間帯によるのかも知れないけど、なんか店内が柔らかい雰囲気。
盛りが綺麗になってたけど、スープの色も前回と色が明らかに違うような。こちらのスープをおいしく味わうにはまずはきちんと底のカエシを混ぜ混ぜしたほうがよさそう。本店の味を味わったばかりだけど、たしかに印象としては似てるのかな。川崎もそうだけど、自分が通いやすいところは味の傾向が似てるかも。カエシをはっきりと効かせ、こちらも脂がたっぷりと丼を覆いほどよい甘みが。豚の出汁もすごくよく出てた。
ヤサイは前回はクタクタだったのに今回はほどよくシャキシャキ感があって麺との絡みがいい。ただ欲を言えば麺の量に対してもう少しヤサイがあればありがたいかな。
豚は脂身だらけのと 赤身のものが2枚。やはりこちらの豚は旨みも弱くしょっぱさが目立つ。麺はやはり固めだけど、前はごわごわだったものの今回はいい具合にアルデンテのような歯応えの良さ。ブレがない店と聞いてたけど、本来の味が今回味わえたとするのなら、味、量共にワンコインでこのクオリティとするとたしかにコスパでここより勝る店などそうそう無いはず。
ただ、いままで食べてきた二郎全般に言えるのかも知れないけど、醤油が独り歩きしてるというか、まとまりを乱しているというか、二郎は化調で強引にまとめあげているスープだと思うけど、にんにくも尖ってるし、カエシも尖ってるしでなかなかカチっと一体感を感じるスープになかなか出会えない。陸とか中山とかはかなり自分の理想に近かったけど、もっともっといろんな支店を回らないと二郎の神髄というものをわからせてはくれないのかも。


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ラーメン二郎 目黒店

mjirou01a.jpg東京都目黒区目黒3-7-2

店主は元塾生にして、いまや暖簾分けとしては最古参の二郎となった目黒二郎。もっとも本店に近い味が味わえるとも言われ、二郎スピリッツを最も受け継いでいるお店と言えるのかも。味も評判が良く、なんといってもワンコインで二郎が食べられるのはいまやここだけに。今回の増税でもワンコインを堅持するなど店主は価格についてこだわりを持ってらっしゃるのかと思われるけど、回転率の良さあってのこの価格なので客の立場であっても理解して協力する姿勢が自ずと求められるお店と言えるかも。大半はネタ的な話に過ぎないんだけど、いわゆる二郎コピペ的な体験がここなら経験できるというか、こちらのお店では最古参らしくやや独特の雰囲気で、ある理由から自ずとロットバトルやロットを意識せざるを得ない状況に陥ることが多く敷居は高いのかも。コールなんか目線なのでスルーされないよう集中する必要がある。
ある理由というのは実際に自分の知り合いも経験したのを聞いたけど、食べるのが遅いと暗に食べてる途中であっても退店を促せられるということ。目安は2ロット以内らしいけど、常に行列している状態なのでこちらは二郎の中でも量がかなり少ないとはいえ10分以内をめどに食べ終わるのが好ましいとか。実際に行ってみたその光景とは・・

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