しおラーメン
コッテリうましおラーメン+ライス
看板商品である「しお」にミルク、クリームを加えたまさに評判どおりクラムチャウダーのような味わいを持つ逸品。 クラムチャウダーといっても魚介のレベルが桁違いなのでまさに別次元のおいしさ。
ミルク、クリームが加えられているだけに魚介の深みこそ薄れているかもしれないけど、あさり、ホタテといった貝のうまみ、甘みが際立っているので塩ラーメンに物足りなさを感じてた人や女性なんかにはおすすめかも。
震災の影響で茎わかめからキクラゲに変更になってるのが残念だけど、チャーシューも分厚くほろほろと柔らかくおいしい。たまごも評判の一品で、具材はどれも見るからに素材の良さがわかる。 このラーメンのお楽しみは麺を食べ終わった後にこそあって、残しておいたスープの中に別で頼んでおいたライスを入れると海鮮風味がたっぷりの極上リゾットのできあがり。正直麺よりも相性がよくなじんで口中にうまみが広がるのがたまらない。 卓上にある壺漬けを入れてアクセントにもなるし、お店おすすめのニンニクをいれてみればパンチも出てくる。
まさにここでしか食べられないはまる人にははまる癖になる味わい。
チャンポン
月曜の昼限定、しかも20食限定というなかなかハードルの高い一品。920円とお値段もなかなか。常連さんからの情報から2013/2をもって終了とのことで前からチャンポンの食べ歩きしてみたかったのと、あの桃源のチャンポンならおいしいはず!と食べ逃してしまうと後悔してしまいそうだったので滑り込み。
あさり、にんじん、きくらげ、イカ、豚肉、キャベツ、もやし、かまぼこと看板にいつわりなくほんとに具だくさん。豚骨ベースに野菜、桃源お得意の魚介を一緒に煮込むことでスープのうまみが凝縮。麺がラーメンのと一緒の加水率高めの縮れ麺を用いているので食感的にあまり一体感がなくバランス的に悪く感じたのが残念だったけど、提供まで多少時間がかかるのもそれだけ調理に手間をかけ、素材に並々ならぬこだわりをもったのが汲み取れるおいしい一杯だった。いまや幻となってしまったこのメニューだけど、店主様によるといずれ復活するかもとのことなのでまた出会える日を楽しみに待ちたい。